山本アンディ彩果
Andy Ayaka Yamamoto
1992年生まれ。認知症を患う祖父と二人で同居したことをきっかけに、本を砂糖漬けにして封じ込める作品『エターナル・ストーリー』を制作し作家として活動を始める。
「記憶の在り方」を主題とし、対象を砂糖漬けにして擬似的に保存していくプロセスを「保存に対する執着」のメタファーととらえ、主な制作手法としている。発表形態はインスタレーション、立体、映像、写真、パフォーマンスなど多岐にわたる。
社会の中で自身の作品がヴィジュアルを持った「思考の標本」として機能することを目標に活動を続けている。(2024年4月)
Born in Kanagawa, 1992. Graduated from Information Design course of Tama Art University. From time with her grandfather who had dementia, she has studied the space for our memory and achieved her artistic way using sugar preservation. Based on visualizing something invisible between myself and the others, she creates sculptural and installation works, at the same time exploring various ways. Cat lover. (December 2023)
活動歴 CV
個展
2023年
11月「美しい夜をあげる」無用之用,東京
2022年
３月 「ずっとここに本があって、」無用之用と神保町ブックセンター,東京
2021年
12月 「存在の輪郭」無用之用,東京
２月 「還る」 飯島商店,神奈川
2019年
10月 「永恆的故事–– THEETERNAL STORY」象の鼻テラス,神奈川
（スマートイルミネーション横浜2019連携プログラム）
６月 「永恆的故事」 駁二藝術特区（THE PIER-2 ART CENTER）,台湾
2018年
２月 「エターナルストーリー」 ARTnSHELTER gallery,東京
団体展
2023年
５月 「SICF23 EXHIBITION 部門 受賞者展」スパイラル,東京
2022年
９月「多摩美術大学助手展 2022」多摩美術大学八王子キャンパス,東京
５月 「SICF23」スパイラル,東京
2021年
10月 「食と現代美術 vol.8」BankART Station,神奈川
2020年
８月 「Our Stories - つながり、つむぐ私の物語」 スパイラル,東京
2019年
11月「巣くう芸術家たち」 大庭園,神奈川
10月「京都国際映画祭 クリエイターズファクトリー アート部門展」 元淳風小学校,京都
３月 「黄金町AIR2018成果展 井戸端」 横浜市黄金町,神奈川
２月 「LUX Scotland Screening program Ittarikitari」 スコットランド
2018年
９月 「黄金町バザール2018 Flying Supermarket」 横浜市黄金町,神奈川
2017年
２月 「JART7TH Japanese Emerging Artists Exhibition」 ニューヨーク
アーティストインレジデンス
2019年
５月 駁二藝術特区（THE PIER-2 ART CENTER）,台湾
（ポート・ジャーニー・プロジェクト2019派遣アーティストとして）
2018年
５月 黄金町アーティストインレジデンス,神奈川
受賞
2022年
５月 「SICF23 EXHIBITION部門」準グランプリ
2019年
10月 「京都国際映画祭 クリエイターズファクトリー アート部門展」 優秀賞
2016年
５月 「2016年度多摩美術大学卒業制作」優秀作品
イベント登壇
2024年
4月 「＼ARTIST TALK EVENT／アイデアの庭Vol.１〜oasis4月特集「アイデア」〜」あやせんたーぐるぐる
2019年
９月 「PORT JOURNEY PROJECT TALK EVENT − 手で記憶を残す −」 象の鼻テラス,神奈川
６月 「駁二藝術家駐村計畫 | Artist Talk 記憶甜蜜蜜？ —阿公和他的藝術家孫女」禮物 Marie’s Gift,台湾
４月 「ヨコハマ・アートピクニック講師−プラネタリウムぼっくすをつくろう！−」 横浜美術大学,神奈川
(2024年４月更新)